北摂ロマネスク

エイト、音楽、こっそり日常。

関ジャニ∞渋谷すばるの歌声に殺されたい人生だった

あなたの歌で人生が始まったのに、
あなたの歌で生かされたのに、
あなたの歌で息を吹き返したのに、
あなたの歌で殺してもらえないなんて、
こんなひどいことがありますか?


相変わらず厨二くさくて電波なポエムブログなので、ここでダメな方はやめておいてください。
でも今書いておかないと一生後悔すると思うから書く。
個人の勝手な妄言なので、ご意見はお控えくださると有難いです。


すばるくんが関ジャニ∞を脱退すると発表した4月15日から数日、Twitterやブログでいろんなeighterの心情や考察や憤慨や、恋慕を見た。友達はひどい失恋だと言い、ある人は私の好きだった関ジャニ∞は死んだと言った。

私はそれらを見て、どれもわかると思った。どれも当てはまるし、どれもみんなの全身全霊の表現だと思った。


私も最初、それこそ4月15日の11時にFCサイトでメンバーからのお知らせを読んだ瞬間、私が好きになったエイトは今死んだなと思った。それくらいの喪失と絶望を感じたから。
でもこの数日考えていた。
エイトを追いかけていたこの4年間のことを。

 

私が好きになったエイトは死んだ?
それは違うな、と思った。


私はeighterを人生だと思っていた。

 

思えば2013年冬。本格的にハマるより前に8EST通常盤を手に入れていたけどあまりしっくりこず、年が明けてから友達が貸してくれたPUZZLEを聴いて更に言えば「ギガマジメ我ファイト」と「ゴリゴリ」を聴いて、私はやっとこの世に産み落とされた。

渋谷すばるの、叩き込むぜ、に魂を叩き込まれた。


仕事やプライベートがしんどいとき、すばるくんの「へそ曲がり」の歌いだしに幾度も救われた。何度も何度も立ちはだかる困難はあったけど、これを聴けば大丈夫だった。聴きながら泣いて帰路についたことも一回や二回ではない。まさに、生かされてきた。


テイチクから独立して暫くはずっと、インレコの運営や興行に悶々として疲れていた。あれこれ文句を言って、それでもいつかこのよくわからない闇を抜けるだろうと思っていたけれど、さすがにしんどいなという本音が隠せなかった。私が好きになった、JUKE BOXまでのエイトはもういないのかなと諦めかけていた。

そんな中2回目のリサイタルのオーラスに有り難くも誘ってもらい、新潟までファンを降りる覚悟で飛んだ。すごく良い席で、双眼鏡も必要なかった。本気で今日が最後になってもという気分だった。
それをあっけなく、右手一本くらいの力で引き上げたのは、初っ端1曲目「罪と夏」のすばるくんの歌声だった。彼の第一声はまじないのようだった。関ジャニズム福岡で初めて彼の生歌を聴いた時より、もっともっと私には衝撃だった。これだ、私は結局ここに帰ってくるのだと思った。これはもう逃げられないと思った。降りられない、降りない、と確信した。ずっと彼らを見ていたい。生きようと思った。

 

2016年1月17日、大倉がいなかった元気が出るLIVEオーラス。大倉の穴を埋めようと奮起していたメンバーを見て、なんて素晴らしいグループかと思った。あの時最後の挨拶でファンを思って泣いてくれたすばるくん。悲しい思いをした人もいると思うけど、と真摯にファンへ向き合ってくれたことを、人生の誇りだと思った。



私はきっと、関ジャニ∞渋谷すばるに生死を握られていたのだ。

私を生かすも殺すも、すばるくんの歌声次第だった。命懸けだったと会見で何度も言っていたね、すごくわかる。伝わっていたよ。
だからこそ、人生を終えるときは関ジャニ∞渋谷すばるの命懸けの歌声で締めたかった。このまま40代、50代とゆるゆる続いて、ともに年齢を重ねて、いつか殺してくれるものだと思った。だってすばるくんがそう言ったから。いろんな雑誌で、各地のライブのMCで、歌で、ずっと一緒って言ったから。

だけど、彼はいなくなってしまった。

私を生かしてきたくせに。私はまだここで生きているのに。

終わりを示してさえくれなかった。

 


ねえすばるくん、あなたは知ってるのかな。

私にとってエイトのライブは、全然夢の国じゃなかったよ。

日常と陸続きで、泥臭くて、それでも一番、生きてると実感できる場所だった。

このために毎日を頑張って、私生きてる、明日からも生きると思える場所だった。

あなたが一番平和で、ずっと続けばいいっていった場所だよ。

私はジャムのメイキングであれを聞いて、本当に本当に嬉しかった。きっとまたこの人は、私を生かすために何度も歌声を聴かせてくれると思っていた。関ジャニ∞のフロントマン、メインボーカル、渋谷すばる。あなたのことだよ。あなたのeighter!という叫びが何よりの生命維持装置だったよ。

 

今はまだつらくて、何も聴けない。

こんな時に、何よりもへそ曲がりが聴きたい。4月15日の関ジャニ通信でかけてくれたひな、本当にありがとう。でもダメだった、途中で音を消してしまった。生かしてくれるすばるくんの声がつらくて、耐えられなかった。

 

夏ツアー、ちゃんと行くから。何を決断するにも自分で決めなくちゃいけないんでしょう。会見で見たあなたの目がそう言っていたのだもの。