北摂ロマネスク

エイト、音楽、こっそり日常。

関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!DVDにまつわるエトセトラ

※caution
みんな意見違ってみんないい派
取るに足らないただのDVDの感想+それ以外の所感
渇いた花厨
 
 
発売しましたねー。関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!」
手元に来るのがフラゲ日ではなく発売日当日だったので、週明けくらいに「冷静に見られるかすらわかんないけどみんなより見るの遅くなるからそれまでTLの阿鼻叫喚でも眺めとく」的なことを某所で呟いたら、「なんでそんな水を差すようなこと言えるのか」とフォロワー数が1減ったのが非常に印象的でした。えっ…TLってそんなことも気遣わないといけないんですか。知らんがな。全てのファンがみんな同じテンションで与えられるものを受け入れることなんて不可能だよ。
 
正直、今回すごくしんどかったんですよね。円盤の出来や自分自身のそれについての評価に辿りつくまで、周りの反応がすごくて、視聴してすぐ泣いたことや思ったことや、逆に言うと叩いてやろうwと思ったことも、ちょっとなりを潜めてしまいました。先にも水を差してしまった件として書きましたけど、批判の言葉というのは蛍光ペンでマーキングしたように目立ちます。パワーもあるし。そして書く方も読む方もエネルギーがいる。
TLを見ているのが辛かった理由の一つに「自分の意見」とは別に「他人の意見への批判」があまりにも多かったことが挙げられます。「文句ばかり、批判ばかりは不健康」だという言葉も見かけましたが、私はその時まさに文句と批判しか脳内になかったので、とても響きました。でも言わせてほしい。
 
好きで批判してるわけないだろ!!!!!!
好きな人のダメ出しばっかりして楽しいわけないだろ!!
応援がしたいんだよ!!!!私は!!!!!
エイトに売れてほしいんだよ!!!
 
あの、6人で大倉の穴を埋めた涙なしでは見られないオーラスを、あの日入れなかったエイターが一人でも多く共有できたらいいと心底思ってんだよ!!!!そして「LIVEツアーDVD」としての責務を全うする商品が出来るのを期待してたんだよ!!!!ツアーはオーラスだけじゃない、「代価に見合った」残りの13公演のパフォーマンスが映像記録として残ることを何よりも望んでたんだよ!!!
元気魂ほんとに最高だったからぜひ見て、一緒に見ようって、ひとりでも多くの友人にすすめたかった!!この気持ちはどこにおいていけばいいの!?
 
パッケージの「マジかっこよくね?」感もこれにGOサインを出した全ての関係者も許さない。透明スリーブ見たくなさ過ぎて外しっぱなしなんですけどそしたらいつまでも大倉がログインしてくれなくて悲しすぎる。でもつけるのもいや。見るのもいや。そんなDVDに仕上がってしまったことも、それを買うという選択をするしかなかった自分自身も悲しい。
 
「批判を批判」の方たちに逆にお願いしたい、
「褒めさせてくれよ!!!!!!!」
 

DVD・BDに関して

消費者としての感想はただ一つ、「売上落ちろ」

両方買っておいて何言ってんだって感じですが、それは私が「正直買いたくないけど後から定価以上を出して譲ってもらうなんて更に有り得ない」と思ったからです。だから買いました。オフの友人たちは大倉担以外も皆不買に回りましたけど、私はそれがとても羨ましかった。私には「買わない」という決断が出来なかった。「買わずにおれる」強さを持てなかった。買った私が言うことではないけど、売上落ちて痛い目見てほしい。それが世間の評価だと示せればいい。

 
そしてわかりやすく推移するAmazonレビュー。15日時点では30件程度だったのが100件、190件と伸びて、6月21日現在210件☆2(1.9)なんですね。

関ジャニズム、リサイタルときて今回なので、こんなもんじゃないんだよ!違うの、もっとできる子なの!とフォローしてあげられる余地がもう幾ばくも残っていない気がする。今から初めて見るって人にはシンプルな内容のカウコンと圧倒的コスパのJBがお勧めです…
 
ファンとしての感想は、「不純物が多い」
まあ皆さんと一緒ですけど「エイター映してる時間あったら一秒でも多くエイトを見せろ」ですよね。あとすごく賢しい不定期さでファンの映像挟んで来る感じが姑息。もちろん、勝手にカメラに抜かれてしまったエイターもインタビューに応じてるエイターも誰も悪くないので、この世間の批判を見て該当の皆さんが申し訳ない気持ちになってしまっていたらと思うと心苦しいです。
 
オーラスのハプニングがあったからこれ幸いとばかりに「絆」推しをしたんだろうと思いますけど、札幌からあんなにファンにカメラ回してたなら最初からこのツアー映像は「そういう」コンセプトだったということ。どうしてもそう作りたかったのなら、こんなチャプターですら切り離せないキメラみたいな編集はすべきではなかった。もう元には戻せないんだよ!俺たちのニーナどこやったんだよ!!ハガレン読んでから出直して来いよ! 

 

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松原.に救われた件

 

ツアー中も散々渇いた花で泣いて…松原.最高かよ…尊い…マジ私この1曲のためにBD買ったんだわ…ていうかチャプター演奏直前で打った奴マジ出て来いよ説教だよバカかよ…渇いた花は松原.がMCからゆるっと移動してプライベートトークをする所からだろうが説教だよ説教…いやーそれにしてもほんと渇いた花最高な…雑念も不純物も取り除かれた、極めて混じりけのないカメラワーク、音声編集、完璧だったわマジ…あの時のままの二人の空気、そしてこの渋谷さんの一言の為の7,000円だったわ…ちくしょういい買い物だったわ…買ってよかったわBD…………

 

ていうか渇いた花とバナナジュースでこの編集ができるなら、どうしてそれを全編通してやらなかったのか。他にも純度の高い曲が何曲かあったようですけど、ではなぜこれらだけをそうしたのか知りたい。あと俺たちのエンドロール返せよ!!!!関ジャニはエンドロールが本編なんだぞ!!!!!!!!

 

それでも、いい所を見つけたい

まあでも、ツイッターでも言いましたけどEIGHT+を見てよかったなと思ったところはあったんです。私にはそれだけでじゅうぶんですね、DISC3。

 

逆に彼女のこの発言を受けてそれを編集で採用してチェックをして商品化に至るまでに、何人の中の人が「これだ」と思ってくれたのか…一人でも多いことを祈るばかりです。とっくにこっちは心構えもできてるのに、なんで彼らは「カタチ」にしたがるのか。

 

 

今回のことで私は割と底の底を見たので、これ以下があればほんとに、その時は…かな。関ジャニ∞めっちゃ好きなんやけどなー!考えたくないなー!!与えられたものをそのまま飲み込むだけのファンにはなれないしなりたくないし、欲しいものを買いたい、行きたい現場に入る、それが彼らから発信されるものと一致していることが幸せなので、とにかくまだ追っかけさせといてほしいなー!!!!と、その一心で罪と夏のリリース超待ってます。

とあるeighterの娘。卒コンLV

この2週間、ずっと迷っていた。

 
4月に名古屋で初めて入ったモーニング娘。のコンサートは、もう既に「ズッキ卒業まであと…」というカウントダウンが始まっていた。私はコンサート中ひたすら初めてのことに感動したり驚いたり忙しくて、そもそも現場に行こう!と思い立ったきっかけの「鞘師鈴木の連続卒業」は少し片隅に追いやられてしまっていた。
時々ビジョンに抜かれる香音ちゃんの笑顔は大輪のお花のようだなとひたすら多幸感を得ていたところ、終盤になって繰り返される熱い香音コールに「卒業」の二文字がまた透けてきて、ENDLESSSKYで、かのまりのWECトークでもらい泣きをする……そんな忘れられない初現場だったのだ。

ツアーで泡沫サタデーナイトがセットリストに入ってから、NHKホール公演がとても待ち遠しかった。あれを客席で生で見て踊るのは絶対に楽しいとわかっていたし、実際にとてもとても楽しかった。そして圧倒的な、ズッキの存在を感じた。大阪ではーちんの凱旋を見守りながら思い出したのは、やはりひと月前に見た名古屋の1日のことだ。


このふた月はテレビの露出も多かった。ノリが良く少し古めかしいけど懐かしく、みんなで踊れる振り付けのアッパーな泡沫サタデーナイト。やはりどうしても、香音ちゃんの卒業はずっと楽曲の心臓部に絡み付いて離れない。
これからもテレビや現場でやって欲しいのに、長くヒットすることをこんなに望んでるのに、それには香音ちゃんが必要なのに、これは紛れもない香音ちゃんの卒業ソングで。
 
あと一週間で卒業だなんて、あと4日で卒業だなんて、曲中のMC部分、当然こんなに美味しい売り文句は他にはないのだから、生放送の歌コンもMステも言うべきところなのだけど、それでも、聞きたくなかった。数字でつきつけないでほしかった。
香音ちゃんに卒業してほしくない。
寂しい。
卒業「おめでとう」が言えない。
卒業、のあとに何を続ければいいんだろう。
探しているようで、本当はわかっている。
だから見届けてきます。
 

(追記)
ということで、見届けてきました。


こんな世界、私は知らない。
バンドメンバーが方向性の違いから脱退、その後感動の再加入!などは知ってはいたけど、応援しているアイドルが普通の女の子になる瞬間のお見送りなんて、全く知らない。
コンサートの形式は想像と期待通りのもので、とても、本当に最高のツアーオーラスで卒業コンサートだった。楽しかった。素敵だった。
メンバーも客席もざわつくほどの愛あるスモークも愛しかったし、演出もセットリストもとても良かった。

満開のひまわりのドレスと緑のペンラに包まれて、終始笑顔で、最後は大好きとオフマイクで伝えてくれた香音ちゃん。定番の卒業ソロで、泣いているファンに笑ってと、ほっぺをつついてジェスチャーで表現した香音ちゃん。最後の最後にほんの少しだけ、笑顔に切なさが漏れた香音ちゃん。
本当に大好きだと思った。
そしてもっと見たかった。
12期に母性本能をくすぐられて、さくらちゃんをその存在で救って、まーちゃんを優しく叱りながら10期と下らないことで盛り上がって、9期の程よい距離感の地盤だった彼女を見ていたかった。

この2週間、NHKホールからずっと迷っていた。
卒業おめでとう、そのおめでとうに代わる言葉を見つけられずにいた。卒業してほしくないのに、そして実感もわかないままカウントダウンは進んでいって、今日を迎えて。
それでもやっぱり、卒業おめでとう、が正解だった。
ただそれより何より、彼女が叫んだあの大好きを返したいと思った。あゆみんが泣きながら実践した、伝染する笑顔を返したいと思った。

香音ちゃん、笑顔をたくさんありがとう。

香音ちゃんの笑顔が大好きです。

ご卒業おめでとうございます。

もっと叫んで、昔みたいに。ユーミンの話。


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時事ネタ?として書いていた【私を構成する9枚】についてエントリーしようと思ってたのが数か月前。そっちは頓挫したんですがw、昔を思い返していたら急にユーミンのことを書きたくなったので書きます。主に2000年頭までの、個人的なユーミンの思い出です。

 

90年代はじめ

母が当時小学校低学年だった私を洗脳しにかかり始める。
LOVE WARS~TEARS AND REASONSをなんとなく聴いていた。
その後「U-miz」(というか真夏の夜の夢)に大変な衝撃を受ける。
 
LOVE WARS(1989/11/25)
ティアーズ・アンド・リーズンズ(1992/11/27)
U‐miz(1993/11/26)
 

90年代中盤

この頃からBeingと並行してシングルを自分で買い始める。 
阪神大震災があったりユーミンも発売予定のシングル(命の花)が発売中止になったりと色々あったけども、春よ、来いとSMAPのがんばりましょうに関西人の私はとても元気づけられたものだ。
 
シングル「Hello, my friend」(1994/7/27)

君といた夏というドラマの主題歌だったが、ドラマと歌詞のリンクがすごいなーと子供ながらに思っていた記憶がある。本来こちらが採用されるはずだったc/w「Good-bye friend」は何十年経っても泣ける名曲。

シングル「春よ、来い」(1994/10/24)

言わずと知れた名曲。c/wなしのワンコインで素直に嬉しかった思い出。

 

ザ・ダンシング・サン(1994/11/25)
KATHMANDU(1995/12/1)
カゥガール・ドリーミン(1997/2/28)

怒涛のアルバム3枚。ツアーもすべて最高に楽しかった。

 

【1995年3月/THE DANCING SUN】

初めて連れていってもらったコンサート。むしろ連れていかれた、が正しい。この記事を書くにあたって母に当時のことを尋ねたところ、「久しぶりにコンサートに行きたいなと思ったからお連れにしようと思ったの」とさらりと返され、この親にしてこの娘ありだなと実感。初めてのコンサートは、ほぼ真夏の夜の夢目当てに行ったのに、砂の惑星の演出にドはまりして帰ってきた。
アルバムはパッケージが幼い私にはとにかく衝撃的で、芸術って怖いの一言。今見ると超かっこいいのだけど、小学4年生にはあまりに早かった。
 

【1996年2月/KATHMANDU PILGRIM TOUR 1995-1996】

対してカトマンズはジャケ写もロゴもすごくシックでかっこいい!すてき!と思ったし、今もこのデザインが一番好きだ。こちらは発売時タイミングよく(?)入院を余儀なくされていたので、アルバムをしっかり聴き込んでからツアーに行けた。というか退院後初の経過検診を京都で受けて特急に乗り大阪城ホールへ飛び込むという強行日程であった。退院祝いがコンサートだったので、今考えてもまったく変わった母親だなと思う。ポータブルCDプレイヤーを初めて買ってもらったのもこの時だ。まだMDは一般的ではなく、専らCDかカセットテープの時代である。
思えば人生初のセトリ予習はこれだったかもしれない。輪舞曲が目立ちがちなこの作品だけども、私はクロームの太陽、MidnightScarecrowが今でも揺るぎないツートップ。
 

【1997年3月/Strollin' Cowgirl Tour】

カウガールはカトマンズよりも更にアダルティにブラッシュアップされたアルバムだったので、当時小学校6年生だった私は照れながらカラオケで別れのビギンや最後の嘘を歌っていた。カラオケBOXがまだコンテナそのままが主流の時代である。懐かしい。
この3ツアーが恐らく私の現場好きの地盤を作ったと言っても過言ではない。生ってすごい、何もかもこの1回きりなんだという意識を教えてくれた。
 
その中でも一番強烈なエピソードがこれ。
97年3月16日城ホの「Strollin' Cowgirl Tour」で、TV番組「ウリナリ!」の企画でウッチャンと勝俣くんが「春よ、来い」を連弾で演奏するというサプライズに遭遇できた。昨年TwitterのTLで同日に会場におられた方と偶然コンタクトが取れ、18年振り(!)に当時のことを思い出しながらお話する機会にも恵まれた。なまじ自分がピアノをやっていたせいもあり、大阪城ホールを360度使ったど真ん中のステージにピアノが2台設置されたときの高揚感、番組でも応援をしていた彼らが出てきた時の興奮は忘れられない。
「がんばれ!」の一心で埋まる大阪城ホールの数分間。
いつ思い出しても胸がいっぱいになる。
 

90年代終盤

スユアの波(1997/12/5)
アルバムが個人的にあまり響かなかったことと体調がよくなかったため翌年のコンサートの私の席は叔母にお譲りをしたが、大好きなLOVE WARSがセットリストに入っていたと後から母に聞き、物凄く後悔した。

 

Neue Musik(1998/11/6)

松任谷由実名義楽曲のベストアルバム。未購入。理由は、このベストがあまり好きではなかったので。あとここが明らかなターニングポイントであったため。ユーミンのベストとして私が一番好きなのは、後述するスイート・ビター・スイートベストである。

 

【1999年7月/YUMING SPECTACLE SHANGRILA】

人生初のアリーナ2列目を経験。チケットの一般発売日、母と隣町の百貨店にあったぴあの窓口に早朝から並んだことも覚えている。窓口のお姉さんにアリーナ取れますよと言われたこと。それまでのツアーの一般席が5500円~6000円程度だった時代に、シャングリラは演出上一般席7500円という割高な公演で、更にアリーナ(S席)は10000円を超える高価な席だと一度諭されたが、ワガママを言って取ってもらったこと。何もかもが昨日のことのようである。
アリーナの中心にプールがあり、かと思ったらスケートのような演出にも自在に変わる。そしてユーミンがまさに目の前を通った時の衣装のシフォン生地の揺れ!忘れられない。
感想は「なんかもうすごいサーカスだった」

 

 Frozen Roses(1999/11/17)

【2000年3月/FROZEN ROSES TOUR 1999-2000】

同年、前作とは打って変わって、ニューアルバム「FROZEN ROSES」が個人的に大ヒット。翌年3月、無事志望校に受かって幸せな気分で入ったフェスティバルホール公演は本当に良かった。今でも度々聴き返すこのアルバムはOPとEDが秀逸で、なぜか中学生活を終えかけの私にガンガン訴えてくるものがあった。ラストトラックの流星の夜は本当に名曲。またこの作品をきっかけに、アルバムのストーリー性という要素を考えるようになったと思う。
 
acacia(アケイシャ)(2001/6/6)
先行シングルの「幸せであるために」は耳なじみのよい素敵なバラードであったけども、それよりもアルバム表題曲の「acacia(アルバムと読み方は異なりこちらはアカシア)」が心の琴線に触れた。ジャケットやその他のアルバム曲もポップで明るく軽いイメージでとても印象がよかったのでツアーにも行きたかったが、高校の部活の演奏日程で年間予定は埋まっていたため断念。今思うとやっぱり入りたかったなー!
 
sweet, bitter sweet YUMING BALLAD BEST(2001/11/14)
荒井由実名義のものも収録できるようになったことでレコード会社を跨いだ素晴らしいベストが出ると聞いて、発売を心待ちにしたバラードベスト。なんだろうこのカバーの穴は(四角くパンチング加工してある)と思ったら点字で「s,bs」という意味だという。深いなー。
個人的にはこのベストがどの総集編より良作だと思う。「晩夏」がないな…とは思ったけど、何一つ不満がないし、曲順がめちゃめちゃいい。特にDisk1の終盤とDisk2のトラック1~6の流れがお気に入り。
 
Wings of Winter, Shades of Summer(2002/11/13)
 ひとつ前のS.BSベストが良かったのもあり、このアルバムからノイエムジークからの勢いの落ち方が切ないなとひしひしと感じ始めていた。アルバムを30枚以上出しながらも新しいアプローチで作品を作り続けるユーミンは変わらずかっこよかったし、新譜が出れば嬉しかったのだけど、それでも守りに入ってしまった気がした。
毎年恒例の「SURF&SNOW」には一度も行かないままだったのだけど、このアルバムはこの苗場のイベントをディスクにしたような感じだなと勝手に思い描いた。それもそのはず、1980年発売の同名のアルバムの続編という位置づけである。
守りに入ったとはいっても私の好みの話なので、ミニアルバムとしての完成度は高いと思う。行ったことのないライブを彷彿とさせるコンセプチュアルな一面はすごい。
 
Yuming Compositions : FACES(2003/12/17)
広告コピーの「荒井由実松任谷由実呉田軽穂、これってみんなユーミン。」が発売当初はもっとおしゃれなのにすればよかったのに、と不満たらたらだったのだけど、今ならわかる。せやなと。
他アーティストへの提供曲のセルフカヴァーアルバム。瞳はダイアモンドより赤いスイートピーを入れてほしかったなーと今でも思っている。買ってよかったなと思ったのはいちご白書と星のクライマー。
 
VIVA!6×7(2004/11/10)

【2005年3月/Yuming VIVA!6×7TOUR 2004-2005】

私が買った最後のユーミンのオリジナルアルバムであり、2016年現在の最後の現場となった。場末のミニシアター…?というような印象でアルバムの評価を決めかねたままフェスティバルに入ったのだけど、コンサートが終わってからやっとこれはすごいスルメアルバムだと気づいた。
田島貴男氏とのデュエット曲「太陽の逃亡者」、コンサートで実際にいつメンのコーラスのお兄さんとデュエットしているのを見て、物凄くショックだったのを覚えている。や、やだ、ユーミンはそんなのしない…!とすごい複雑な気分で見守った。今思えばあれはやや偏った嫉妬心であった。最後の記憶だからか、「ヴィヴァ!シックスバイセブンへようこそ!」とユーミンが高らかに言った声を未だに覚えている。イケてるタイトルである。
 
松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。(2012/11/20)
この間オリジナルアルバムを3枚素通り。が、私のアニメ史における神様、宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」でひこうき雲がタイアップをとったと話題になり、映画を3回観に行き、3回とも大号泣して、やっぱりユーミン最高だな!!!!!と思いながら買った大ボリュームのベスト。当然歌える歌ばかりなのだけど、その幸せをかみしめるための3枚組である。初回盤はこちらもなかなかの容量の特典DVD1枚がつく。
何より嬉しかったのがユーミンの名前をオリコンの一番てっぺんでまた見ることができたことだ。このCDの売れない時代に、AKBか嵐か!という売り上げ枚数を叩き出して、100万枚突破記念の限定盤も出た。
  

 
今いる畑が少し落ち着いたら、空白のオリジナルアルバム4枚(2013年発売が最新)を手に入れて改めてユーミンに浸ろうと思う。前作から3年経っているのでそろそろ新作が来る予感もするし、何より高橋優ですっかり現場の楽しさを思い出した母が今度ユーミンあったら行きたいと言い出しているので、今度は私が連れて行きたいという思いもある。母娘で思い出話もしながら、あの日にかえりたい。

【WANONANO】さよなら、いとしいあなたへ【motto】

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私には愛している靴がある。

 

十代の頃に出会ってから三十代になった今まで、履き潰したものも含めるとその数は30足はくだらないと思われる。仕事を始めてからも、友人たちと遊びに行く時も、恋人に会う時も、なんだかんだで私は水色や白の箱を開けたり閉めたりして一種の満足感を得ていた。
それは私の、靴たちへの愛情表現でもあった。
 
 
そのスニーカーを脱いだら死ぬのかと言わんばかりに、赤いニューバランスばかり履いていた学生時代、ふと立ち寄った心斎橋の商店街で真新しいシューズショップを見つけた。今から13、4年程前の話だ。母の影響で卑弥呼の心斎橋店には何度か訪れたことがあったが、その真新しいショップは卑弥呼からほど近い所にひっそり、しかしキラキラとしたものを隠しきれないような佇まいで鎮座していた。
 
 
私は昔からピンクが好きだ。ショッキングなものはともかく、カラーバリエーションがあればますピンクに目が行く。紫&青色eighterになってからはこの二色を手に取りがちだが、それでも好みには忠実であるし、ピンクがかった紫をどうしても探してしまう。
 
忘れもしない一足目は、そんな大好きなピンクのパンプスであった。結果的にその後十年以上も形や色を変えてデザインを受け継いでいったそのシリーズは、シャーリングとギャザーがとてもフェミニンで、中敷が小花柄のとても可愛らしいデザインだった。
そしてなにより、とても履きやすかった。甲高の私の足にもきちんとフィットした。自分の足に合う靴を作っているブランドを見つけておくと、靴探しはぐんと楽になる。もともと、あまり履かないとはいえ卑弥呼の靴は合っていた。しかし靴自体にこだわりがなく、履ければ何でもいいという考えだった十代の自分にとって、WANONANOのそのパンプスは新しい世界への引き出しの取っ手であった。
 
そしてそれを機に、私はWANONANOの靴に目がなくなった。
「他人と違う」個性的なデザインでありながら、きちんと質の良い革や布地を使って作られていたこのブランドの靴は、とても輝いて見えた。
卑弥呼」に対しての「漢委奴國」を取り上げた名前も好きだった。
わりと個性派ぞろいの高校から至極個性派ぞろいの大学に進学していたので、「自分らしさ」を仕立てるのにこんなに良いアイテムは他に類を見なかった。
 
 
 
私には愛している鞄がある。
WANONANOの出会いと時を同じくして心斎橋、こちらは南船場ではあったが、「motto」という革製品の鞄屋が出来た。motto南船場本店である。四葉のクローバーがシグネチャーの、ゴリゴリの革ではなくプレーンで手触りの良い革製品が多く、合わせる布地もキャンバスなどカジュアルな鞄が目をひくブランドだった。㈱エリットという名古屋の会社が本社で、ここから数年間は上り調子で人気が出ていった。年始の福袋は早朝から南船場路面店に長い列が出来たし、数年後には阪神西宮に支店もでき、デパートにも卸されるようになった。婦人雑貨売り場でクローバーのついた財布を目にしたことがある方もきっと多くおられるだろう。
私はここの鞄にも目がなかった。何年かしてデザイナーや商品コンセプトが変わるまでは、クローバーの鞄をとっかえひっかえしていた。それくらい好きだった。
 
 
親友たちがヴィトンやプラダを手に取り始めていた頃、私はWANONANOの靴を履き、mottoの鞄を選んだ。財布も、大好きだったバーバリーを振ってmottoを使い続けた。またか、と思われるかもしれないが、素晴らしいピンクベージュのラインがあったのだ。
 
まだ十代だった当初、自分は30、40になっても年甲斐もなくこれらを使い続けているのだろうかと少し不安もあったが、全くの杞憂だったと今なら笑い飛ばせる。まだまだこの少し変わったアイテムたちを手放す気にはならない。年相応かどうかは自分が決める。
どうせ身に着けるなら自分が満足するものでなければ勿体ないと思うようになった。
足は二本しか、体は一つしかない。
一日も無駄にはできないのだ。
 
 
 
 
 
私には、愛していた靴があった。
 
愛していた鞄が、財布があった。
 
 
何よりも近くで、私が一番自由だった時を見守ってくれた戦友であった。
本当に、好きだった。
今までどうもありがとう。お疲れさまでした。
 
 
 
卑弥呼内でWANONANOの一部デザインは引き継がれています。
私の記念すべき一足目のデザインも、卑弥呼として形を変え継続中。
きっといつか、また復活してくれると信じて。
 

元気が出るLIVEのDVDが出るのに元気なんてこれっぽっちも出ない。

タイトル通り。友達と怒るエネルギーも、ブログを書きなぐるエネルギーももうないねと今日話してましたが、さっき夜中のTLにつらつら流してた独り言だけでも残しておきます。自分用。

後から発売発表直後のツイート貼ったりするかも。

4/23 追記済み

 

ZIP放送~インレコ公式発表~午後のツイート直貼り。

 

で、その晩(夜中)がこれ

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元気DVDのこと蒸し返すようだけど夜中だからいいよね。オーラス収録なのはもう飲むしかない。素材がそれしかないっていうなら駄々をこねても仕方ない。ただやっぱり、それをどういう思いで、どういう姿勢で商品として世に出すかで、商品価値は0にも100にもなるってなんでわからないんだろう。
 
なんであんなにガサツなんだろう。なんであんなに心無い商品解説なんだろう。なんで課題提出に困った学生が徹夜で適当にハイになって書いたようなノリなんだろう。なんで美談にしたがるんだろう。なんでエイトはメンバー7人のものだけじゃないってわからないんだろう。
 
あんな広報や販促の看板背負わされてるメンバーが不憫で仕方ない。もっと大事にしてよ。ファンをじゃない、エイトを大事にしてよ。ファンなんてこんなことがあっても勝手に円盤買うし勝手についていくから、何より、関ジャニ∞の株を下げないでよ。
 
出来上がってしまった商品を買う買わないの選択がファンは出来るけど、エイトの4回目の5大ドームツアーはこれっきりで、それが収録されるDVDもこれっきりなんだよ。後悔しないように会議重ねていつもより2ヶ月遅くなったんでしょ。たった1回のチャンスがこれでいいの?
 
本当に、あれが、チーム関ジャニ∞の総意なの?でも私は答えを聞きたくない。もうなにもしたくない。ラジオで言及されるのも今日更新されるレンジャーでおそらく誰かが触れるだろうことも怖い。何をいわれても怖い。こんなにインレコに落胆したのは初めてだ。
 
怒ってるんじゃない、もう怒るパワーはない。ただただ、がっかりしている。落胆している。インレコって何なんだ。立ち上げから思ってた、目指してるのはどこだ。エイトをどうしたいんだ。もっと上手にやる方法はいくらでもあるだろ。文言を2行差し替えるだけでもいい。
 
俺達についてきたら間違いないからって言ってくれた安田くんの言葉が揺らいでしまう。悲しい。好きだから追いかけたいし応援したいのに、なんでかつまずいてしまう。見守りたいのに、目を伏せたくなる。トンネルを抜けるのはいつなんだろう。12年目はもう、3分の1終わる。
 
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 翌日4/21 大倉くんのレンジャー更新後

 
追記 4/23
公演後返金対応があったってことはあの千秋楽がチケット代に見合わない不完全な公演だったと一度認めたってことじゃないのか。不完全な公演を【生産限定・通常盤なし】っていう条件つきとはいえツアーの映像記録として商品化するにあたって、インフィニテイレコーズが取った姿勢が一番気に食わないし、あの商品説明が差し替えられない限り私は今後ずっと指摘していく。あのオーラスを、ツアー14公演を、お涙頂戴にするのも美談にするのも許すもんか。ばかじゃないのか。
もう口汚く言うけど、インレコはほんまに、あほばっかりやな!!あのコンセプト決めたん、あと文責誰やねん、ツラ出せや。ヘラヘラ書いとんとちゃうぞ。ファンの涙も悲鳴も、ただの素材やないねん。自分らがきちっとできひんかったオーラスをそれで補足して絆やなんやいうんはちゃうんちゃうかっていうとんねん。はーーーー。
 
関ジャニズムとリサイタルでCDやDVDの底を見たなと思っていたのに、まだ下があるのかと思うとしんどい。ニズムはまだいいとこがあった。カメラワークと編集と企画が最低やったけど、見てつらいとかはないし本編も残念な所が多すぎるだけでそれはそれで楽しい。RAGEの扱いだけはほんと一生許さないけど。リサイタルはもう「君だけに」を抜き出して保存したので多分自分からは再生することは今後ない。公演自体も特典ももう別にいい。映像見て、公演行かなくてよかったと思うことなんてあるのかと愕然とした。おかしいですねふたつともインレコ移籍後の作品だね?
 
自分はどちらも予約をしたけども、それはあのツアーが好きだからだ。楽しかったからだ。最悪、特典だけに7000円×2を払える程度には、まだ大丈夫だ。しかし今回はインレコの公式発表を見て本気で降りようと思った。しんどい。疲れた。でもエイトを嫌いになったわけでもないし、彼らの次の活動を何よりもまだ待っている。
 
しかしほんと元気出ないなー!

とあるeighterの初モー娘。雑感【+近況】

モー娘。ロスなう!!!

 

いやー、この一週間ほんとひどかったです。特にもう先日のブログを書いてた日曜日が早速ひどくて、動機息切れを救心代わりにWilの要所要所に出てくるハートマークで癒そうとあらゆるコンテンツを見てたんですが全くの逆効果でした。全くの逆効果でした。2回言う。ロスは悪化するばかりでした。

 

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そういえばPRISMゲットしました。これで勝つる。

負けました(即答)

あと無料期間にホイホイされてLILIUM見ました。言いたいことはいっぱいありますが、完璧な演出とアテ書きしたのかと思うような配役の妙に非常に感銘を受けました。特にマーガレットはどうなってるんだ。どこからが佐藤優樹でどこからがマーガレットなの?怖い。フラットでオールマイティなエースがリリーを「降ろして」いたのもとても良かった。

工藤推しとしての感想はただ一言、オーバードーズ。ありがとうございました。

 

ハルカゼは発売日に届いてましたがせっかくなので記念撮影。Amazon限定のこの表紙訴求力高すぎない?サムネダイソンすぎない?タイトルとのコントラスト最高じゃない?いやはや満足です。

いつのラジオだったか、フクちゃんが写真集に水着はいらないと熱く語っていたことがあったかと思うんですが、私はあってもなくても派です。水着より下着つけたまま洗いざらしのカッターシャツ羽織ってボディラインが朝日に透けてるような後ろ姿(※重要)の露出の方が好きです。えっと何の話だっけ。表紙が一番好きです。メイキングDVD可愛かったです。

 

前回の参加報告はたくさんの方に読んで頂けたということで、ありがとうございました。初めての現場で色々ビックリなことや勉強になったこと、またそこから派生したいろんな楽しい思いがあったので、つらつら綴ろうと思います。詳しいレポートは友人が書いてくれたのでほぼ自分用。ちょっとだけでも当日のすてきなカルチャーショックが伝われば幸い。

 

名古屋参戦当日のいろいろ

チケットが見たことない形で印刷されていたので面白かった。いつも使ってるチケットホルダーに入らない。オレンジの服をいつも探してるけど市販のTシャツも似合わないし、ツアーTが今回すごくほんわか主張系だったから諦めて、上手に調達できないまま白で行ったのが心残り。エイトの時は何かしら身に着けています。関ジャニカラーギャングが多いし私も絵具ぶちまけたような現場が好きなので、今回はファンの参戦服もとても楽しかったです。担当色と加入期のツアーT、復刻してくれたらいいのに!オレンジの10番背負いたいわ!!

物販とは反対側のロビーの一画にメンバーの直筆メッセージがあったけど、あれは持ち回りで担当が変わるんですか。あと撮影禁止がきちんと守られてるからこそのスタッフ巡回のゆるさなのかなとも。グッズも種類多くてコレクターさんは嬉しい悲鳴だろうなあ。

ホールの中、開演前にBGM流れてる?と思ったらエッグのメンバーなのかな、オープニングアクトをやってて、あれはJrでやったら阿鼻叫喚システムだなと思いました。曲間の心配りもセルフだから出入りも基本的に自由だし。でもデビュー前の子たちのファンにも現場があるのはいいですよね。

 

異文化交流

何かの縁か、昼夜どちらも生田推しの方がお隣でした。わりとおとなしめに踊るお兄さんとお嬢さんでしたけど、昼に双眼鏡で野鳥の会してたらこいつマジかみたいな反応しはったのがおかしかった(笑)そうか珍しいか、そりゃそうよねwでもそこは好きにさせてくれよな!

 

そういえば「振りコピ」「推しジャン」も実地で学んできました。楽しかった。私は振りの恐ろしく少ないエイトですら振りコピが苦手なので(がむしゃら行進曲がMAX)今回もまあ無理せずにいようと思ってたんですね。自分が踊りに来たわけじゃないし、拍刻んでペンラ振るのが楽しいタイプだし。で、実際昼公演で後ろから1階の平野部見てたら、そりゃもうペンライトがきれいで!

 

夜の前列の方が、誰推しですか?僕譜久村の時に邪魔をすると思うんですけどすみませんと最初にお声かけをしてくださったのはほんととても嬉しかったです。そしてその宣言通り振りコピも推しジャンもすごかった。勿論その方だけではなく、周り大体すごかったですね。恐ろしく正確で。でも邪魔!とかより最終的に「何それ私もやりたい」になっていったのが自分でも面白かったです。

 

推しのパートでペンラ挙手するの、あれもめっちゃかわいい!揃うときれいだし、同担さんがバッと主張するのもうれしい。オレンジ仲間~(*'▽')ってなってました。そういえば女子ドルにも「同担拒否」とか「兼任不可」とかの風潮はあるんだろうか。ジャニーズでも当然一部なんですけど、確実に一定数いますからね。そういう方々は違う色を2本3本持った方を見たり、同担のペンラが上がった瞬間はどんな気持ちなんだろう。プロフ欄にそういう記述のあるハロプロファンの方をまだ見たことがないので、個人でもファン同士の繋がり方としても重きを置いている所が違うのかも、と考えたりしていました。

 

そう、「邪魔」「見えない」「聞こえない」はストレスなんですよね。普通は。バンドやロックの時は見に行ってるというより音圧に痺れたいとか全身でノリたい、だから頭上クラップも腕振りもみんなわりと躊躇なくするし自分もできるのかなと思ってますが、ジャニーズは席による物理的距離の差はあれど、ひとりひとりが等しく「あらゆるチャンス」を得ようとしている気がします。この世界に足を突っ込んだ当初は「うちわ・ペンラは胸の高さまで」「うちわは公式サイズまで、はみ出すモールも禁止」等の厳しいルールに私はそこそこのカルチャーショックを受けたものですが、できるだけ全員がストレスフリーに担当・グループに会える場を50000人のドームで作ろうと思えば、それくらいのルールはあって然るべきだと今なら思えます。だからルールを守れないマナー違反者に対しての風当りもきつめ。

 

応援したい相手がいる

これを踏まえて今回初めて女子ドルに足を踏み入れてみて、彼女たちのファンはどういう感覚で現場に入るのだろうか考えた結果、「応援しに行く」なのかなとぼんやり思ったりしていました。認識欲がとっても強い人もいるとは思いますけど、それより「応援してる人間がここにいるよ!」を体現している人が圧倒的に多いように見えたからです。

現場での自分の気持ちを言葉にしても、「同級生の試合に応援に来ている感覚」がとても強かった気がします。グループの持っている健康的で嫌みのないカラーも手伝っているのではないかな。こっちを見てくれなくていい、気づいて見てくれたらもちろん嬉しいから手を振る、試合頑張ってほしい、活躍してほしい、エールを送りたい、ケガしませんように、などなど。もちろん、かわいい!かっこいい!からの歓声、悲鳴はアイドルのファンなのでバリバリ上がりますし、まーちゃんに心臓も撃ち抜かれるし、くどぅーから目は離せないし、そんな気安い関係ではないとわかってはいるんですけど。フクちゃんとか高嶺の花すぎる。彼女を見るとき私の中ではずっと「高嶺の花子さん@backnumber」がかかってますからね。あと私も竜胆をお姉さまと呼びたいのでちょっと雨が降り続ける森探してきていいですか。

 

今回一番勉強になったのはそこかなあ。私は当然自分が欲しいからエイトのCDやDVD、グッズを買うけど、「もっと売れろ」という気持ちはずっと持ち続けてますし、そのために自分ができることはしたい。できる範囲で。応援してる相手が試合に勝ったら嬉しいし、ランキングが上がったら嬉しいです。モーニング娘。も新曲売れてほしいな!ダンス専念メンバーがいるときいてマジかよ…とは思ってますがw

 

心持ちもようやく定まったので、幸せな沼ライフますます楽しめそうです。

とあるeighterのモー娘。参戦【参加報告編】

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モーニング娘。'16コンサートツアー春〜EMOTION IN MOTION〜

2016年4月2日(土)@日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

昼公演 1階後方左端
夜公演 1階ほぼ中央やや左

宣言通り、eighterふたりでモー娘。初参戦してきました。この年でこんなに「初めて」を楽しめたのはとても貴重で幸せなことだと実感しつつ勉強することもたくさんあってあのもう固いこと言うのなしにしますけど

モーニング娘。'16最高でした

昼夜どちらも入ってきました(初めてなのに)。でもほんと入ってよかった!セトリが2パターンあるという情報を既に掴んでいたのでABどちらも勉強していきましたが、セトリ通りのプレイリスト、新規への指南記事を丁寧に上げてくださるハロヲタの先輩たちには頭が上がらない。公式も当然至れり尽くせりなんですけど、ファンのセルフサポートもびっくりするほど細やかで素敵です。ビギナーへの間口がとっても広いし、現場も全然怖くありませんでした。

2000人↑ホールとはいえ、席が後ろとやや前で入れたのも結果的にすごく良かった。ジャニコンで言うところの「スタンド下段と埋もれアリーナ」でしたが、どちらもそれぞれ楽しめたし、最初に後ろから全体を様子見できたのもプラスでした。名古屋市民会館は前の方はフラットですが後方はきちんと列に傾斜と段差があって、視界は想像以上に広かったし見やすかった印象です。

 

しかし午前中一部メンバーの握手会振替があって15時から昼公演、18時半から夜公演って、ほんとアイドルって体力勝負だし翌日は大阪で2公演…すごいな。

 

以下初めてのモーニング娘。所感

音楽、現場、PFが大好きな自分にモー娘。が合わないはずがなかった
セトリめっちゃよかった(Bが特に好き)
歌姫3人(小田佐藤譜久村)の三闘神っょぃあんなの勝てない

さくらちゃん
ソロパートの安定感と安心感、貫禄、パーフェクト。渋谷すばるに嫁ぎたいのと寸分の狂いもない全く同じ気持ちで小田さくらに嫁ぎたい瞬間がありすぎて困った。非常にかっこよかった。淡々としたクールなMCは逆にキュートだった。ミスムンの歌いだしの「これだ」感100点満点。

まーちゃん
怖い。石田工藤推し二人で何度崩れ落ちたかわからないくらい打ちのめされた。一撃でオーバーキル。そしてビジョンに抜かれた時のダメージ打率がすごい。普段のキャラ、MC(一体彼女は何を言っているんだ?ちくしょうかわいい!)、ダンス、歌唱力、表現力、それらの振り幅とギャップのすべてが佐藤優樹なのかと身に染みる。無自覚な怪物把握。でも昼より夜はちゃんと疲労の色が見えて、この子生きてる!そして全力でやってる!!偉い!!よかった人間だった!!ってなった。

ふくちゃん
女神かよ!!!!!!!しかもこの女神「がなり」が最高!!!!!がなれる女子素晴らしい大好き!!!!!!!先のふたりも、更に言うならメンバーみんな上手なんだけど、ふくちゃんの色っぽいビジュアルとお嬢様然とした雰囲気であんな痺れるパフォーマンス見せられたらウオオオみずきー!!!!!ってなるわ!!!!女子校で親衛隊入りたい…美しいかっこいいなんてもう…ずるい。リーダーずるい!!

 

工藤遥推しであることについて

現場見て箱推し気味になったけど(みんなかわかっこいい)推しはやっぱり推しだ。無意識にでも工藤遥をちゃんと目で追うセンサーが備わっていたしやっぱりくどぅーに一番ときめいていたので、箱推しを意識したことでいっそう工藤推しを確認できた。来世では彼女と同じ学年で同じ学校で会話したことないけどずっと片思いしてる人生歩む予定なんで神様よろしく。

昼公演で声出し煽りをくどぅーがし始めた時は、担当と推しの共通項多すぎだろ私持ってる…*1と思ったけど夜はあゆみんがやっててそれはそれで石田推しとやったー!となれたのでとてもいい思い出。推しに「女子ー!!!!」って煽られたらキャーーー!!!ってなるだろ!!!!!!!!

余談だけど女子限定コンサートしてほしい。箱でもいいから。TMR西川兄貴とか福山が男子限定してるみたいな感じで、娘。の女子限定コンめっちゃいいやん。当然「わがまま気のまま愛のジョーク」からスタートでガールズトーク満載のやつ。這ってでも行く。

ミスムンはときめくのと同時に原曲が難しいのを痛いほど知ってるからがんばれ!の一心で臨んだけど、そんな気持ちは吹き飛ぶくらいくどぅーは可愛かった。そして男装がかっこよかったのはダントツで生田。ENDLESS SKYのガッツポーズ毎回抜かれてたけどここも一番かっこよかった。

 

女子ドルの刹那的な「豆助システム」

かのんちゃん卒業しちゃやだ。夜公演でまりあちゃんに余裕でもらい泣きした。あんなの泣くに決まってる。本人の歌が消えるほどの^^;「かーのーん!かーのーん!」のコールでも涙が。本編最後がENDLESS SKY(昼夜泣いた)っていうのも本当によく出来てるし、何より私も卒業スペシャルの武道館めっちゃ入りたいんですけどオーラス平日(火曜)って無理だよひどい!!!!土日なら絶対行ってた。絶対行ってた。

鞘師→鈴木卒業の展開の速さに焦ったことが今回の現場欲の原動力になったけど、次の現場参戦を真剣に考えているのは鈴木卒業のせいだけではなく、圧倒的な娘。の現場力ゆえである。そしてその現場力は、どこかのおじさんたちのような終身雇用アイドルではない、刹那的なキラキラが主成分のように見えた。今のメンバーでやれるのは今しかない、あと何公演しかない、そしてそれをファンである我々が見られるのは更に何回あるのかと考えると、「今」はとても尊いものだと実感できる。もちろん、ジャニーズを追いかけているときもその気持ちは忘れてはいないんだけど。

 

健康的であること、健全であること

いやらしくないというのは大切だ。娘。の映像を追って予習していたときも思っていたが、あれだけ露出の多い衣装で誘うような振りをしていても、彼女たちは非常にすこやかで危なげない。体育会系アイドルの名は伊達ではないが、しかしきちんとセックスアピールのあるパフォーマンスをこなす。この絶妙なバランスはメンバーやグループの持っているものなのだろうし、ビジネスチームとしてのモーニング娘。の方向性が見ていてとても気持ちが良い。汗だくになって休みなく踊って、前髪を額に張りつけながら生歌を貫く彼女たちはとても眩しく、目が離せない光だった。

 


 

というわけで初モー娘。感想でした。もうひとつ、女子ドルコンに初参加ということで雑感記事を書きたいなと思いますがとりあえずこれはこれで。ちなみにシリコンバンドのガチャガチャは、本当はもう一本まりあちゃんを持ってましたが現場でなくしてしまいました…ショック。くどぅーは当ててもらいました!感謝!私もあゆみん当てたかった!ペンラ、次は今別に持ってる分をチューブ変えて2本持ちにしようと思ってます。あーー沼だなこれ沼だわ。楽しいな沼。アイドル最高だな。

総評:次の現場のチケット手配しよ

 

 

初現場での心持など、とても参考になりました。ありがとうございました。

一人で行く、初めて行くハロプロコンサート

 

共に参戦してくれたせいさんの精細で熱いレポはこちら!
一緒に行けてほんと楽しかったです。我々のブログで楽しさが伝わるといいな!

say8888888.hatenablog.com

 

決意表明編はこちら

*1:関ジャニ∞では村上信五が声出し煽りの担当。たれ目、八重歯。そして衝撃のプロアクティブ被り