とあるeighterの「初めての推しの卒コン」
全く体内の水分が抜けきった朝、いかがお過ごしですか。おはようございます。昨日の夕方から泣き続けて一夜明け、流れてくる数々のブログやスポ紙、ワイドショー、中継映像に武道館のあらゆるシーンがリフレインしています。今日は午後から仕事です。控えめに言って無理。
というわけで、生まれて初めて好きになったアイドルの女の子の卒業コンサートに行ってきました。追加席を当ててくれた友達には本当に頭が上がりません。ありがとうございます。見切れ席とはいえ限りなく近い前列、ほぼ真横やや後ろ気味の、ステージ捌け口がとっても良く見える素敵なお席でした。武道館でこんな席に入ることも滅多にないと思うので、素直に物凄く貴重な体験でした。
まあそんなわけで当選の連絡をもらってから、最後だし自分はジャニオタだし(重要 笑)、うちわでも作ろうと軽率に思い立ったのが11月はじめ。無理でした。更に正直なことを言うと、前日まで無理でした。何を書いても私の伝えたいことではない気がしたし、何よりスマホのメモ帳にセンテンスを打つだけで涙が止まらなくて、一向に進みませんでした。
卒業おめでとう?今までありがとう?これからも応援してる?大好きだよ?なんかちがう。ちがうちがう。そして感極まって泣くの繰り返し。
石田推しの友達が2連を買って出てくれて、だったら10期で作ろうと方針を変えてからやっと気持ちが楽になりました。こんなとこでも同期ってすごいな。ファンの心持ちも頼らせてくれるんだ。
当日
物販列なんだあれ。すごい、なんかもう絶望でしたね。午後からの遠征組は確実に無理ゲー。卒業特需ってホント意味わかってる??人と物を用意してテントを増設すんだよ!!売るってそういうことだろ!!!ばっかやろうこっちは買いたいんだよ!!!タダでくれって言ってるんじゃない、等価で譲ってくれってだけだよ!!!
私ほんと、入りたい人が入れない現場も買いたい人が買えない物販も大っ嫌いです。人も席も物も余らせろと。余らせるくらいでいいんだよ、それが「充分な準備」だよ。いやもうほんっとに無理でした。いいから早くジャニーズの物販業者と代われよ!!って思いながら、それでも気持ちにケリをつけ納得して入場。
始まってしまった、と思った。始まったら終わってしまうとも思った。ずっと現実味はわかなくて、それでも折々でボロボロ涙は出てくるし、ずっと接着が甘くて剥がれてくるうちわを必死でおさえながら、14人の最後のパフォーマンスを、今日卒業してしまう彼女を見続けた。裏にも上にも隙あらばたくさん寄ってきて手を振って笑顔を向けてくれて、そういうとこだよね、そういう所が本当に好きだと思った。
回替わりのセットリスト、中盤彼女がひとりだけぱっとこちら側に捌けてきて、柵の向こうで衣装替えをし始めて、それがすごくすごく見たことあるやつで、ああああミスムン~~~!!!!!!!さいっこう。さいっこうでした。
(あとミスムンはえりぽんの男装がめちゃめちゃ好きなんですけど今回もかっこよさが爆上がりしてて完全に惚れた)
メDoレー
10月に大阪で見た時も思ったけど、本当に推しはみんなに愛されているなと、それがこの一連のメドレーに詰まってて嬉しかった。そして彼女が周りやファンから愛されていることを自覚してくれて、それを言葉にして返してくれるところ。これからも変わらずにいてほしい。
メンバーからのメッセージリレー
各期それぞれ、とっても良かったです。ちぃちゃんに早々にもらい泣き、よこよこの埼玉凱旋のお話に更に泣き、かえでぃーのしっかりしたメッセージに感動して、あかねちんの重さを自覚してる同担ぶりに拍手、まりあんの一貫したまりあんらぶりん推しほんとに好きだと笑い泣き、ビルボードのインタビューを読んだばかりだったのでちぇるの心配しないでください!という決意表明に胸を打たれ、はーちんの笑いもキャラもきちんと成立させるトークの上達ぶりにひたすら感心し、香音ちゃんの時もさくらちゃんの心のやわらかい部分を見せられて涙したことを思い出しながら年功序列の話に笑顔にさせられて、10期。10期…。
10期
少し話は前後するけど、終盤のアンコールで彼女が「もしも…」(モベキマス・2011年)をやってくれたのがとっても嬉しかった。もうずっと前のこと、ブログでモーニング娘。に触れるよりももっと前、ハル!ステ・ひなフェス2014の裏側を初めて見た時の衝撃を唐突に思い出した。
ハロー!全体のコンサートでソロを引き当てた彼女の出番直前から直後までの短いドキュメント映像なのだけど、緊張と不安に泣きそうな所へ頑張って、と一声かけに来て、解放されて戻ってきた推しに走って抱きつきに来るあゆみんとはるなんのお姉ちゃん組。お母さんの気分だよ、と自分のこと以上に応援してくれて、お疲れ様頑張ったねって笑って泣いてくれる2人のこの姿が、本当に本当に大好きで。残念ながらまーちゃんは映ってないんだけど、直感的に「ああ私10期が好きだ」と確信して。まだメンバーの人間関係もおぼろげだった当時の私へ今何か言えるとしたら、その気持ちを忘れずにいたら絶対いいことがある、ということ。
そんな大好きな、10期の3人からのメッセージ。
私は何を見たんだろう、と今でも思う。多分これからしばらくのあいだ、いやもしかしたらこれからもずっと、10期のメッセージのシーンが脳内を席巻するんだろう。まーちゃんの言いたいことをまとめられなかった美しいツンデレ相棒ぶり、あゆみんのファンやいろんな人が言いたくても言えなかった「辞めないで」、メンバー・同期ならではの「離れたくないの」という崩れ落ちた姿、あなたがいてくれて本当に良かったと思わせる、懐の深いお姉ちゃんなはるなんの温かい言葉、もうどれもずっと脳裏に焼き付いている。思い出し泣きで目が溶けそう。10期最高。
先輩でお姉さんで個人的に最もきちんとフラットに伝えてくれたなと思うえりぽん、エッグの頃から積み重なった絆がとっても温かいなと思ったフクちゃん、9期の2人の後輩を送り出すという姿勢もとても印象的だった。
フィナーレ
最後は空に続く階段を登って行った推しは、本当にとても美しかった。寂しいとずっと、今も思っているけど、けして悲しくはない。去年の秋ツアーで誰も卒業しないツアーってハッピーだなと思ったけれど、誰かが卒業するツアーがアンハッピーなわけではけしてない。私は推しの卒業を見届けられてとても幸せだった。
工藤遥さん、ご卒業おめでとうございます。
あなたを好きになって本当に良かった。
これからの更なるご活躍を心よりお祈りしております。
新しいお仕事のお知らせ、超待ってる!!!!!!!!
(余談:文字色、14人もいたらメンカラがたくさんあるから何色で打っても誰かの色になっちゃうな~と悩みつつ、はーちぇる~♪と思いながら紫と水色にしたら「さりげなくヒナヤス(笑)!」って突っ込まれてびっくりした。完全に無意識だったので、これはもう手遅れですね)