北摂ロマネスク

エイト、音楽、こっそり日常。

とあるeighterの「初めての推しの卒業」

推しが卒業するそうだ。

 

私の記憶が確かならば、私のモーニング娘。初現場は一年前の4月2日、名古屋だった。

 

私の記憶が確かならば、私が初めて工藤遥というアイドルを認識したのは二年前の6月、LILIUMという舞台の画像と映像を見た時だった。

 

私の記憶が確かならば、私が今日までにモーニング娘。の現場に直接入ったのはEIM×4(名古屋・大阪)、「続・11人いる!」×2(京都)、ハロコンサマー×1(大阪)、MV×2(大阪)、1月シリイベ(大阪)、計10回。

明日のTHE INSPIRATION!×2(名古屋)を入れても12回。たった12回だ。

 

 

もっと行くつもりだった。タイムリミットがあることを知っていた。

 

彼女たちにとってモーニング娘。がゴールではなく通過点だということは、鈴木香音ちゃんの卒業を目の当たりにして身に染みていた。だから自分のキャパの中で行ける限り、現場に行こうと思った。

 

来年は行けないかもしれない、ここはそういう世界なのだ。

この公演がいつ最後になってもいいように、応援しに行こうと思った。

 

 

それでも、少しだけ、”それ”はまだもう少し先だろうと思っていた。

 

 

人の予感というものは馬鹿にできない。

春ツアーの武道館が1公演追加になったという速報が入った時、誰か卒業するなと思った。そしてファンの先輩方の予想や憶測とは別に、なんとなくそれは自分の推しなのではないかなとも思った。そうでないといいなとも思った。

しかしやはり、”それ”は現実になった。

 

私の推しは、演技がしたいそうだ。とても嬉しかった。私が初めて彼女を見たのは、歌ってる時でも踊ってる時でもなく、演技をしている所だったからだ。それをきっかけに彼女の歌もダンスも、為人も好きになったからだ。

筆跡やわかりやすいサインが好きだった。私がファンになってからも、どんどん増えていく歌割のソロパートが誇らしかった。いつまでもその成長を見守りたいと思った。見ていられると思った。

イムリミットは私の時計では意外と早かったが、真面目な彼女の中ではきっちりと時を刻んでいたのだろうと思う。

 

17歳、高校三年生。しっかりしてるなあ。

そういうとこもやっぱり、すごく好きなんだよなあ。

 

今日の昼公演を、彼女は「秋までよろしくね!」と言って捌けたそうだ。ねえどぅー、それはこっちのセリフだよ。秋までよろしくね。秋までは、モーニング娘。’17工藤遥のファンでいさせてね。

 

 

 

 

いまほんま自分でも引くほどめっちゃ泣いてるけど、これは悲しい涙じゃないんですよほんまにほんまに。明日どうしよ、目めっちゃ腫れるやんやばい。どぅーに会いに行くのに。