北摂ロマネスク

エイト、音楽、こっそり日常。

私たち世代の泉谷しげる①

エイトのことではないのだけど。
 
 
高橋優について徒然。
まず私が高橋優に転がるようにのめり込んだ話から。きっかけは何のことはない、
「安田くんがずっとファンだと言っていたアーティスト」という認識から、
関ジャニズムになくてはならない名曲を提供してくれたアーティスト」
に切り替わった辺りだった。
後に私はこれをとても後悔するのだけど、CDを買って聴いてみるという何とも簡単なアクションを起こすまでにためらいの時間があり、結局彼の名前を意識し始めてから2ヶ月たっぷり遅れて、地元の中古CDショップで数枚のシングルとアルバムを手にしたことが始まりだ。ここでこの数枚を選んだことは今になって考えても英断だったと自負せざるを得ない。
 

誰もいない台所(初回盤)」

誰もいない台所(初回限定盤)

誰もいない台所(初回限定盤)

 

 

どうせ買うならと初回盤を買い、特典映像を今日はエイトじゃないの?それ誰?そんなの見るの?と渋る母を説き伏せて再生し、月並みな言葉だが楽曲のメッセージ性に衝撃を受け、彼のライブの素晴らしさに感動し、福笑いという名曲に涙し、なんだかんだ言いながら新聞から顔をあげ私と共に「福笑い」で泣いている母を笑い、それはそれは幸せな出会いだったのだ。
 
 
 

「リアルタイムシンガーソングライター(初回盤)」

リアルタイム・シンガーソングライター(DVD付き初回限定盤)

リアルタイム・シンガーソングライター(DVD付き初回限定盤)

 

 

初回特典を続けて再生。
関ジャニ∞に1年間浸り染まっていた私の中でおいしいものという位置づけだったPVを見事に打ち砕いたPV集。「福笑い」に再び泣く。「こどものうた」に胸を突かれ、先のシングルでもこれは、と思った「駱駝」に、これを聴きながら眠りたいと思った。
 
アルバム本編は聴き心地の良い曲が集まったなあという印象だけども、トラック1のインパクトから最後まで太いパイプをどかんと通したような感じ。追い風になるトラック2がとても大切で重要。シングルだけでも一曲だけでも非常に強いこの曲は、有無を言わせぬ強力な三拍子が色々な意味ですごい。首に縄をかけられて、ガンガン引っ張られる。歩みを止められるはずもない、そんなことを許してくれない曲。
素晴らしき日常」、好きです。