北摂ロマネスク

エイト、音楽、こっそり日常。

日々徒然*アイドルのお仕事

先日フォロワーさんと話していたことをまじえながら盛大にひとりごと。

 
関ジャニ∞の2015‐2016ツアーが、ホーム大阪の地で終わった。あっという間だった。つい先月、札幌で初日だったはずだ。1ヶ月弱、14公演、65万人。燃費がいいのか悪いのかわからない。FC会員数がどうとか五大ドームでやらせてもらってるだとかの補足事項は置いておいて、そのうえで文句でもなんでもなく、短い祭りだな!が純粋な感想である。
 
違うバンドやミュージシャンを追いかけていると、ツアーの公演期間や公演数にびっくりする。いや、その表現は正しくはない。Jの公演数とのギャップにびっくりする。フェスやイベント等の参加をを精力的に行っていれば、尚更である。ツアーバッグやタオル、wiki等に羅列されたリストは、「音楽で食ってる」彼らと、ファンが「彼らの音楽を食える」貴重な現場であると思う。
 
アイドルの仕事は音楽だけではない。ドラマ、舞台、雑誌、バラエティ、ラジオ、ツアー、etc。露出が多いということは純粋に贅沢だ。毎日タイアップのCMを見ることができ、立ち寄ったコンビニでは新曲が流れ、雑誌の表紙になり、ラジオではメンバーが入れ替わり立ち替わり声を聞かせてくれ、CDやDVDの発売を待つことが出来る。
 
私は音楽が好きだ。
音楽活動をしているアーティストも好きだ。
できるだけたくさんのCDを出して欲しいし、できるだけたくさん売れて欲しい。できるだけたくさんのLIVEをして、できるだけたくさんのパフォーマンスをしてほしい。
が、そうもいかないのがアイドルという職業で。
 
某アーティストの全43公演中24公演に参加したファンの方を存じ上げているが、なんと羨ましいことかと思ってしまう。ターゲットがなければ追いたくても追えないのが実情だ。
先日他Gの春ツアーが決まったという一報に他人事ながらとても喜んでしまった。現場主義の私は現場が増えるのは素直に嬉しい。近い遠い、バンドかダンスかの違いはあれど、実際に彼ら彼女らに会えるなら多ければ多いほどいい。それが難しい。
ワガママなのはわかっている。多岐に渡る仕事をこなしてくれている彼らは至極かっこいいのだ。
 
 
それが、仕事。
それも、仕事。
 
 
ツアーの終わりを見届けて改めて、最大公約数の中でめいっぱい追いかけたいなと思う。ドームでの「忙しい合間を縫って」のツアーではなく、彼らとファンが蜜月を過ごせるようなツアーをいつか見たいなと思う。
(全然、今でなくていいです。地方とかアリーナ公演とか無理にしなくていいです。近さを売りにしてセトリをおざなりにするようなコンサートはいいです。何とは言わないけど。こっそり言うけどリサイタルの円盤は気が向いたら買います。初動の数字に協力したくない。こんなこと思ったの生まれて初めてでびっくりしてる。